幸せを感じられる人、感じられない人

あなたは、ご自分の幸せを感じられていますか?

もちろん、様々な環境があると思いますので、一概に「私は幸せ!」と言えないこともあるかもしれません。


ただ、どんな状況でも、「楽しい」とか「幸せ」を感じることにブレーキをかけてしまう方がいます。

幸せを求めながらも、「幸せを感じてはいけない」という思いが消えずに、苦しんでいる方がいます。


その背景には、「幸せを感じてはいけない」というビリーフ(思い込み)が関係しているかもしれません。


ビリーフとは、幼少期の経験を通して無意識に身につけた「自分が正しいと信じていること」です。


たとえば、親が「人生は苦しいもの」「楽しんでばかりいてはいけない」という価値観を持っていた場合、子どもは「幸せを感じることは悪いこと」「楽しむと罰が当たる」と学んでしまうことがあります。

こうして身についた「幸せを感じてはいけない」というビリーフは、大人になっても無意識に働き続けます。


その結果、次のような特徴が見られることがあります。

・うれしいことがあっても、すぐに「でも…」と不安や罪悪感が出てくる

・人生を楽しむことにブレーキをかけてしまう

・幸せそうな人を見ると、なぜかモヤモヤする

・何かを手に入れても「これでいいのかな」と満たされない


こうした状態は、決して「性格の問題」ではありません。

ただ、幼い頃に身につけたビリーフが、今もあなたを守ろうとしているだけなのです。


でも、その守り方は、もう必要ないかもしれません。

幸せを感じることは、悪いことではありません。

むしろ、あなたが生きる力を取り戻すために、とても大切なことです。

もし「幸せを感じられない自分」に気づいたら、それは、あなたの中にあるビリーフを見つめ直すチャンスかもしれません。

セラピーでは、そのビリーフに気づき、手放していくお手伝いをします。

幸せを感じることを、自分に許してあげませんか?


あなたの心が、少しでも自由になりますように。



0コメント

  • 1000 / 1000