いい人をやめたいのに、やめられない

8月ですね。

夏休みや旅行、帰省など、人と関わる機会が増える季節です。

誘ったり誘われたり、そんなことも増えていませんか。

楽しい時間もある一方で、人と過ごす時間が増えることで、いつもより疲れを感じる方もいるかもしれませんね。


「本当は断りたいのに、断れないんです」

そんなお話を伺うことがあります。

頼まれると断れない。

本当は気が進まなくても、笑顔で引き受けてしまう。

自分の予定や気持ちよりも、相手を優先してしまう。

そして、気づけば疲れ切っている。

そんなことをおっしゃる方は、実は案外いらっしゃいます。


頭では分かっているのです。

無理をしなくてもいいことも。

たまには断ってもいいことも。


それでも、相手の期待に応えなければいけない気がする。

断ったら嫌われる気がする。

期待に応えられなかったら申し訳ない気がする。

こんな私を誘ってくれたのに、断るなんてできない。


そんな思いが湧いてきてしまうことがあります。

なぜ、断ることができないんだろう、と考えてみたことはあるでしょうか。


その背景には、ビリーフと呼ばれる無意識の思い込みが関係している場合があります。

幼少期から、たとえば、

「いい子でいなければいけない」

「周りを優先しなければいけない」

「期待に応えることで愛される」

そういえばずっとそんなふうに思ってきたかもしれない。

心当たりはありませんか。


小さい頃の自分は、その思い込みを持つことで自分を守り、周りとの関係を築いてきたのかもしれません。

それは、その当時の自分には必要な生き方だったのかもしれません。

だから、その頃の自分が悪いわけではありません。


ただ、大人になった今も同じ思い込みを抱え続けていると、

自分の気持ちが分からなくなったり、

いつも誰かを優先してしまったり、

必要以上に我慢してしまったりすることがあります。


誰かを大切にすることは素敵なことですよね。

でも、自分を後回しにし続けることとは違います。

断ることも、自分の気持ちを伝えることも、決して悪いことではありません。


もし、

「いい人をやめたいのに、やめられない」

「相手の期待に応えようとして苦しくなる」

そんな思いを抱えているなら、

自分の生きづらさにつながっている原因をそっと見つめてみてください。

ひとりで抱えきれなくなったときは、いつでもご相談くださいね。


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